2017/08/10

まだ生まれて21年しか経っていないが、父のような、師匠のような、ボスのような、そのどれでもあるような、尊敬できる素敵な大人(しかも2人!)に出逢えた運命に感謝している。と同時にその人たちを見つけ出した自分のツキのよさ...運も実力のうちというならば、わたしの実力、を誇りに思う。

 

師の一人は鳥取に、一人は京都にいる。

 

前者は30歳、後者は40歳。前者は東大を出てる。後者は大学を出ずに飲食店の店長をしている。二人には共通点がある。それはとても真剣に生きているという点だ。背筋が伸びる。

 

二人とも、21歳の小娘の話を一生懸命聞いてくれるし、しっかりと意見を出してくれる。ダメなところはダメだと言ってくれる。絶対に無理やりわたしを変えようとはしない、わたしの成長を見守ってくれている。

 

とにかく尊敬できるんだ二人とも。

 

今日は2人目の話を書く

眠いからぐちゃぐちゃになりそう

バイト先の店長だ。本当にかっこいい。

週1日しか休みが無いのに、その日にスペイン語の勉強をしていて、最近ついに、外国からのお客さんとスペイン語でニコニコ笑いながら会話するようになってた。

今はスピードや目に見えるものが大切にされているけど、本当の本当に最後に残るのはしっかりとした芯を持つものだ。そういうのは一歩一歩地味に真剣に進むことでしか得られない。遠回りに見えるかもしれないけどコツコツやること、これが一番の近道。だから僕は自分の料理に妥協しないし、ずっといいものを目指してコツコツ腕を磨き続けたい。自分や、自分の奥さんや、自分の息子や、周りにいる大切な人たちに一点の曇りもなく誇れる生き方をしたいし、誇れる仕事をしたい。そうするつもりだ。そのために全力を注ぐ。全力で考える。全力で生きる。それってすごく楽しいことだよ。

 

って語りながらめっちゃ美味しい賄いを出してくれる

 

ここは京都の家だと思えばいいから。いつでも食べに来ていいんだよって言ってくださる

 

苦労したことも良かったことも経験を全部私に話してくれる、それは私のことを応援しているからで、私のことを期待してくれているから。こうやって適切な期待をかけられて私はどんどん元気になって、きっと再来年の春、この京都という土地から元気よく離れていける、

また帰れる場所があるとわかっているから元気よく旅立てる