2017/12/19

深夜だけど文章を書こうと思います。

 

さっき、なんとなく自分の昔のブログを遡っていたのですが、自分の書いた文章を読むことで、当時その日その瞬間に感じた感覚が本当にリアルに想起されて...、それと同時に、自分の感じたありとあらゆることを──それがどんな些細なことだとしても──、二度と想起することがなくなってしまうということが、なんだかとても寂しいことのように思えたからです。

例えば、今夜友達と見た綺麗なオリオン座。冷たい12月の空気。京都御所の砂利の音。これらも全部、ここに書かなければ、後々思い出すこともないでしょう。そんなのってあまりにも悲しい。

だからやっぱり、なるべくブログを書こうと思います。

 

文字ってすごい。情報が保存できる。文字考えだした人間天才じゃん。

科学が発展すると、もしかしたら、主観的な体験、例えば皮膚感覚とか心象とかも容易に保存・再生できるようになっちゃったりするのかしら。でも全てが当時のありのままに思い出せるってのも嫌だなあ。生々しすぎるというか。それはそれで逆にリアルじゃない気がしてしまう。

 

何事もちょっと曖昧なくらいがちょうどいいのさ。曖昧さを愛そうじゃないか。